英語|イギリスのリーズ大学大学院翻訳コースへの出願資格や必要な英語力、学費まとめ

海外生活

こんにちは、フリーランスのちひろです。

カナダから日本に戻ってきて3ヶ月が経ちました。

のんびりゆったり生活が心地よい反面、「このままでいいのかな?」というナゾの焦りがでてきました。

以前とくらべて刺激や学びがすくないせいでしょうか。

漠然とですが、来年か再来年あたりに海外の大学院にいきたいと考えています。

大学院のリサーチはまだはじめたばかりですが、いまのところはイギリスにあるリーズ大学大学院の翻訳コースが気になっています。

行動力に定評のある私は、さっそく留学代理店でカウンセリングを受けてきました。

今回は、そこで聞いた出願資格や必要な英語力、学費の情報をシェアしていきます。

※これからご紹介する内容は2021年6月時点での情報です。

(条件は今後変わる可能性があるので、くわしくは大学や留学代理店へお問いあわせください)

イギリスの大学院で就学するメリット

海外の大学院について調べてみると、新事実が発覚しました。

大学院で修士号を取るならば2年就学するのが一般的です。

しかし、イギリスの大学院では1年で修士課程を卒業できるというのです。

そのかわり入学後は休みがほとんどなく、スケジュールつめつめで勉強することになります。

とはいえ、通常の半分の期間で修士が取れるのは魅力的です。

リーズ大学大学院ってどんな学校?

イギリスといえば、まず思いうかぶ都市はロンドンでしょうか。

リーズの街はロンドンから鉄道で2時間ほどの場所に位置しています。

2017年には秋篠宮家の次女 佳子さまがリーズ大学に留学されていたので、聞き覚えがあるかたもいるかもしれませんね。

近年のイギリス国内大学ランキングでは100数校あるうち15位以内に入っています。

それなりに評判がたかい大学だといえます。

リーズ大学大学院の翻訳コースへの出願資格

ここからはリーズ大学大学院の出願資格についてご紹介していきます。

私が翻訳コースに興味があるかねあいで『Translation Studies 修士コース』の条件を留学代理店に聞いてきました。

大学の成績・卒業証明書

大学院への入学となるため、大学の成績と卒業証明書が必要です。

大学時代、もっと必死に勉強しておけばよかった…!とゲンナリする瞬間です。

海外大学院への出願なので成績はGPAという数字に変換せねばなりません。

卒業した大学で成績がGPA換算されていない場合は、一部の留学代理店でサポートしてもらえます。

リーズ大学大学院の翻訳コースはGPA3.3以上が望ましいとのことでした。

GPA3.0は切らないのが理想です。

たかい英語力

ネイティブの大学院生といっしょに授業をうけるので、求められる英語力もお高めとなっています。

リーズ大学大学院の翻訳コースでは、IELTS 7.0のスコアが必要です。

アカデミックとジェネラルの2種がありますが、アカデミックが対象となります。

IELTS 7.0というと、TOEICなら960点で英検なら1級レベルに相当します。

大学院留学にむけてワクワクしている人の志をいともかんたんにへし折る条件です。

とはいえ、救済措置もあります。

英語力がたりない人は進学準備コースに出願することも可能です。

学費や就学期間は余分にかかりますが、進学準備コースで英語力をあげてから翻訳コースへ進む流れになります。

推薦状2通

大学の成績とたかい英語力が必要なだけでもゲンナリしているというのに、さらにおいうちをかける出願資格があります。

それは、推薦状を2通用意することです。

もうやめて〜〜〜〜!!!!

推薦状は、かよっていた大学の教授や職場の上司から1通ずつもらうのが一般的だそうです。

大学の教授は書いてくれそうにない!

職場の上司は英語で推薦文なんか書けない!

そんな人は、それらに相当する人を探さなければなりません。

ちなみに、家族や親友、同僚、後輩なんかだと推薦状としての効力は弱いそうです。

権威のある人やすくなくとも先輩など、自分より上の立場にいる人が望ましいとのこと。

さらに余談ですが、日本語で書いてもらった推薦状を自分で英語に翻訳するのはNGみたいですね。

推薦者との意向とはちがう形で訳出する可能性があるからです。

「バレないんじゃない?」とも思いますが、相手はプロなのですぐに見抜きます。

次にご紹介する志望動機書など出願者本人が書いた英文と比較すると一目瞭然、というわけですね。

おそらく、使用する英単語や訳のクセが出るのでしょう。

志望動機書

推薦状がそろってもまだまだ気はぬけません。

英語で志望動機書を用意する必要もあります。

リーズ大学大学院をえらんだ理由や翻訳コースで学びたいわけをつらつらと書きます。

欧米人たちはこの手の書類で自分をガンガンアピールします。

日本では出る杭は打たれる傾向があるので控えめで謙遜する人もおおいですよね。

一方、海外では出る杭は出るスタイルなのです。

いわゆる、目立ってなんぼの世界ですね。

ほかの出願者に負けないように張りきりましょう。

字数はA4用紙1枚程度にまとめるのが理想とのことでした。

翻訳課題

リーズ大学大学院の翻訳コースに入学するためには、事前に翻訳課題もあたえられます。

翻訳家としての素質をみるためでしょうか。

英語から日本語への翻訳技術を学びたい場合は、英日の翻訳課題をえらびます。

逆に日本語から英語の技術を習得するなら日英翻訳、という流れになります。

英日と日英の両方を勉強する人はどちらの課題もこなすそうです。

職歴書

はたらいた経験がある場合は履歴書も提出します。

これは海外で仕事さがしをするときにつくるような、ごくごく一般的な英文履歴書です。

職業経験と志望動機をうまく関連づけることができれば、それもひとつのアピールポイントとなります。

ボランティア経験なども有利にはたらく場合があるので、うまく活用していきましょう。

リーズ大学大学院の翻訳コースの学費

つづいては気になる学費を確認しておきましょう。

学費はイギリス人か留学生なのかで金額が異なります

公式サイトによるとイギリス人むけの学費は£9,750(ポンド)です。

日本円では約150万円となる計算です。

一方、留学生はいくら必要なのでしょうか?

なんと、金額は2倍弱で£20,750までふくれあがります。

日本円にして約320万円です。(涙目)

イギリスに限らずですが、学費ってほんとうにたかいですよね。

教授の給料、学生の管理費、施設の維持費などいろいろあるのでしょうがやめてほしいです。

お手洗いでトイレットペーパーいっぱい使ってやる…!(やめなさい)

リーズ大学大学院の2022年入学者のコロナ隔離条件

2022年にリーズ大学大学院に入学する場合、現状は渡航後に学生寮で10日間の隔離をもとめられる予定だそうです。

ワクチン接種にかんしては、イギリス入国後でも問題ないとのこと。

留学先の国によっては、自国でワクチン摂取をすませてから渡航せねばならないという話もあります。

それとくらべると、リーズの計画は留学生にとってありがたい措置ですよね。

あとがき

いかがでしたか?

もろもろの条件に、私はすこし絶望してしまいました。

とくに英語力と推薦状の準備が不安です。

けれども、出願資格がきびしいからこそたかいレベルで教育を受けられるのでしょうね。

私はこれからどうするかまだ決めていませんが、リサーチと英語学習を同時進行でつづけていきます。

また共有できる情報を入手したらシェアさせてもらいますね!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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