カナダワーホリ体験談|パナマ人留学生にイキられて落ち込んだ話

海外生活

こんにちは、フリーランスのちひろです。

本日はカナダでのワーホリ体験からある出来事をピックアップしてお伝えしていきます。

海外生活で他国からの留学生と自分の英語力を比較して落ち込んでいる、もしくは落ち込んだことがあるかたに共感していただけるとうれしいです。

それではさっそく、詳細をみていきましょう!

パナマ人留学生にイキられて辛い日々

私はカナダ生活の前半はホームステイをしていました。

ホストファミリーの家に到着して初めて知ったのですが、その家庭は他の留学生も受け入れていたので私にはルームメイトの女の子がいました。

彼女はパナマ出身の17歳。とっても若者です。

私は、ワーホリが始まったら現地ですぐに応用学習ができるように、日本にいる間からコツコツ英語の勉強をしていました。

ですから、トピックが難しいものでない限り、日常会話は難なくできるはずでした。

しかし、いざ彼女と会話しようと試みても、相手が何を言っているのかさっぱり分かりません。

日本ではカナダ人やオーストラリア人の先生と会話練習をしていたのですが、彼女の発音はそのどちらとも違う独特の発音でした。

ここで豆腐メンタル&自責の念にさいなまれた私はひどく落ち込みました。

“日本にいるうちにあんなに一生懸命勉強したのに、全然ダメやん” と。

相手がなにを話しているのか分からなさすぎて、知ったかぶりをするわけにもいかないので再び言ってもらうしか方法はありません。

私は「ごめんなさい、もう一度言ってもらえますか?」と申し訳なさたっぷりにお願いしました。

すると彼女は “なんで私の発音が分からへんねん!” くらいの態度で「Huh?」と聞き返してきました。

いま思えば「なんたる屈辱!くそぉ!」という感じなのですが、当時は自分の英語力のなさにガッカリしているのでめちゃめちゃ申し訳ない気持ちでした。

しかし、大学への通学が始まると事態は一変します。

私、急に強気になりメンタル回復する

家庭内での彼女とのコミュニケーションは本当にうまくいきませんでした。

彼女が何を言っているかも分からないし、私の発言に対しても恒例の「Huh?」だったので自信喪失の日々でした。

とりあえず私は彼女に「私の英語が下手くそでごめんね」と謝り続けていました。

そんなホームステイ生活にも慣れてきた頃、大学への通学が始まりました。

彼女と私は、たまたま同じクラスだったので一緒に授業を受ける流れになりました。

ちなみに、同じ家に住んでいるのに通学は別々です(仲良くなれずw)

大学の授業は各生徒の発言率がかなり高く、とても刺激ある空間でした。

私のルームメイトも積極的に発言していました。

そこで私はひとつ、ある重要なポイントに気がつきます。

!!!ネイティブの先生、彼女の発言後に「ごめん、いまなんて言った?」とめちゃめちゃ聞き返してる!!!

そう、実は彼女の発音はカナダ人の先生にとっても聞き取りづらいアクセントやイントネーションだったのです。

私は思いました。

な〜んや!私のリスニング力がダメやったわけじゃないんや!
まじ、謝り損やん。(すみません、冗談です)

自分を責めすぎるのは良くない

彼女の発音の癖を捉えて内容を理解できなかった点については私にも非があります。

けれども、「私の英語力が低いせいで…」と自分をさげすんで謝り侍になる必要はなかったと今では思います。

各国からの留学生を見ていると、自分の英語レベルの高低にかかわらず堂々としている印象がありました。

通学が始まるまではルームメイトに対して、“めちゃめちゃイキるやん!” という感情を抱いていたけど、本人は別にそんなつもりはなくて、ただどっしり構えていただけ。

私だったら、自分の発言に対して「ごめん、今なんて言った?」と先生に聞き返されたらやっぱり、私の発音が悪くてごめんなさい!と思ってしまいます。

でも、彼女たちの態度からはそのような申し訳なさは全く感じられませんでした。

細かな発音や文法の正確性もさほど気にすることなく、まるで母国語を話しているかのように自信たっぷりに話しているように見えました。

心が落ち込んだ時のライフハック

私はワーホリビザが切れた後も、ビザの切り替えをして2年以上カナダに住んでいました。

大学だけでなく、銀行や役所でも聞き取りに苦労する場面が多々ありました。

現地での生活が長くなってくると今度は「もう2年もカナダに住んでるのに、こんな簡単な会話もスムーズにできないのか…」と落ち込んだりしました。

でもそういう時に会話した相手は、だいたいカナダ国外からの移民で独特の発音で話す人でした。

一方、生粋のカナダ人と会話をするとあまりの聞き取りやすさに感動すら覚えます。
コミュニケーションもスムーズに取れます。

何でもかんでも人のせいにするのはよくありませんが、やはり会話なのでお互いに責任があり改善点があります。

会話がうまくできない時に、“自分のせいだけではないかもしれない” と思えると、気持ちが少し楽になります

また、渡航当初の私は特に発音の強化練習はしていませんでした。

けれども、この出来事を通じて不正確な発音は聞き手の大きな負担になるとわかり、相手が聞き取りやすい発音を意識して英語学習をする必要があると感じました。


あとがき

留学・ワーホリ生活が始まると、他の留学生と自分を比較して落ち込んでしまう人もいるかもしれません。

相手が自信満々な場合は、その圧に負けてしまって自分が本当にダメ人間のように思えます。

でも実際は全然そんなことはなくて、自分の視野が狭いだけだったりもします。

そんな時は、自分を落ち込ませる人ではなく肯定して高めてくれる人の側にいるのがおすすめです。

どんなにつたない英語でも、努力を認めてほめてくれる人は必ずいます。

今回ご紹介した以外の悲しい思い出はこちらにまとめました。

英語学習については過去記事もご参照ください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。



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