日本語教師|オンラインで稼ぐなら本業か副業どちらでやるべき?

仕事

こんにちは、フリーランスじゃなくなったちひろです。

私は現在、会社員としてはたらきながらオンライン日本語教師としても活動しています。

以前は本業でガッツリ日本語を教えていたのですが、最近は副業として週末だけの稼働です。

というのも、1年弱という期間を日本語教師の仕事だけで過ごしてみていろいろと思う部分が出てきたからです。

そこで今回は、私が本業としての教師をやめて副業に切りかえた理由をご紹介します。

「オンライン日本語教師をするなら本業と副業、どちらがいいの?」と気になるかたの参考になればうれしいです。

なぜ本業から副業にチェンジしたのか?

まずは、どうして本業から副業にスタイルチェンジしたのか語らせてください。

「どうせ稼げなくなったからなんじゃないの?草 www」と思われたでしょうか?

フリーランスでオンライン教師なんて、なんだか不安定そうですよね。

しかし、低収入が問題となったわけではありません。

年収はこちらの記事でも検証しましたが、意外と難なく生計をたてられていました。

では、なぜ本業を副業に切りかえたのか?

その理由はおもにふたつあります。

・社会保障を受けるため

・刺激不足を解消するため

以下でくわしく解説していきます。

副業としてのオンライン日本語教師

ここからは副業でオンライン日本語教師をするメリットを詳細にお伝えします。

収入が2本柱になる

日本語教師1本で仕事をしていたころの私は “ボーナスない問題” をかかえていました。

これは語学学校などで正社員としてはたらいていたのではなく、italkiというプラットフォームを利用していたせいです。

日々のレッスン代は手に入るけど賞与がないんですよね。

社畜界隈ではおなじみ「まいにち仕事クソだるやけど、夏と冬のボーナスのためにがんばるぞ!」のコーナーがないというわけです。

しかし、会社に就職したいまでは給与だけでなく賞与も期待できます。

それにプラスアルファで日本語教師として稼働して得たお金も入ってくるという構図になりました。

お金好きな私としては、やはりボーナスがかなりのモチベーションになります。

社会保障が受けられる

italkiを利用したオンライン教師だけで生きていく場合、厚生年金がないのも懸念点でした。

国民年金ははらっているものの、将来的にうけとれる金額はすくなくなります。

保険加入も自前だし、健康診断もすべて自費です。

もちろん有給もありません。

つまり、本来なら会社で受けられるはずの保障がうけられないんですよね。

オンライン教師の仕事だけでも、“いま” に焦点をあてると金銭的な問題はまったくありませんでした。

好きなものが食べられて買い物も楽しめます。

お金を投資にまわす余裕すらあります。

しかし、病気ではたらけなくなったときのことや老後を考えると話は別です。

“社会保障がうけられないなんて不安!” という人は、副業としての教師も検討してみるべきでしょう。

新鮮な気持ちで授業ができる

どんなに大好きなラーメンもまいにち食べつづけたら、ほかのものも食べたくなります。

どれだけ相思相愛なカップルでも24時間365日いっしょにいたら、たまにはひとりになりたくなります。

そうです。いくら好きなものでもいつかは飽きるのが人間ってやつです。

もちろん、日本語教師の仕事は楽しいです。

とはいえ7〜8時間のレッスンを日々くりかえしていると「これでいいのかな?」という気持ちになってしまいました。

なぜなら在宅ワークなおかつ、上司や先輩もいない環境だったからです。

新鮮味や自分が成長している実感、向上するためのアドバイスなどがゼロでした。

住みなれた部屋でずーっとひとり黙々と仕事をするのは私には向いていないと判明しました。

しかし、平日は本業、週末に日本語教師という現在のスタイルになってからは気持ちの切り替えがうまくできるようになりました。

仕事がふたつあるので、最悪どちらかでコケても無職になる心配もない。

そんな安心感もあったりします。

本業としてのオンライン日本語教師

オンライン日本語教師1本での生活を1年弱つづけられたのは、やはりそれなりのメリットがあったからでもあります。

お次は、本業として活動するメリットをご紹介します。

生徒が予約しやすい

日本語教師の仕事だけをしていたころは、まいにち朝から夜までスケジュールをあけていました。

生徒からするとレッスン時間の選択肢がおおいため予約が取りやすいです。

これはほかの稼働数がすくない先生に差をつけられる武器のひとつでした。

一方、現在は週末の午前中しかレッスンを提供できず枠もすぐに埋まってしまいます。

私も稼働数がすくない先生の仲間いりを果たしたというわけです。

これは毎週定期的に勉強したいと思っている生徒にとって不便な状況といえます。

会社の仕事にもうすこし余裕がでてきたら、平日の本業の前後でも日本語教師として活動できるように調整したいところです。

指導力を高めやすい

本業で日本語を教えていたときは、マックスで1日10人の生徒とレッスンをしていました。

それがまいにち続きました。

これだけ場数をふむと、生徒のつまずきやすいポイントや疑問点といったデータの収集が容易になります。

さらに自分自身も、日々、日本語について考えるため言語理解も深まります。

文法の説明文や例文なんかもほぼ暗記していて、歩くテキスト状態です。

まぁパソコンの前に座って授業をしているので歩いてはないんですけどね…。(余談すぎ)

日本語教師が副業となったいまでは、月から金曜日まではいわばブランクになってしまいます。

その結果、「これはどうやって説明したらいいんだっけな…?」と迷いそうになる瞬間があります。

副業にするなら、指導力をたもつ工夫をせねばなりませんね。

あとがき

いかがでしたか?

副業と本業、それぞれのメリットをまとめてみました。

私は両方を経験してみて、どちらがわるい・いいという問題ではないと感じました。

自分のライフステージや家庭環境にあわせて選択していけば良いでしょう。

私の場合は以前は本業がぴったりでしたが、今は副業のほうがしっくりきます。

カナダから日本へもどってきたことも大きく影響しています。

いずれの場合も、生徒はお金をはらって私たちの授業を受けてくれている点を忘れないようにしなければなりません。

教えるスキルや態度がその対価に見あうものであるかどうか、慎重に自己分析すべきでしょう。

レッスンの質をあげて生徒から良い評価をしてもらうための必需品はこちらにまとめました。

未読のかたはぜひご覧ください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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