英語|コンサートプロモーターが英文履歴書を書いたら経歴と職歴はこうなる!

海外生活

こんにちは、フリーランスのちひろです。

本日のテーマは “英語” です。

今回は英文履歴書についてご紹介していきます。

私はカナダで生活するまえに日本でコンサートプロモーターとして8年はたらいていました。

コンサートプロモーターは、いわゆるライブコンサートや野外フェスの主催者ですね。

英文履歴書はカナダで仕事探しをするときにはじめてつくりました。

そして、東京オリンピックの求人に応募する際もその履歴書をつかいました。

自慢みたいで恐縮ですが「She seems like a pretty strong candidate!」なんて有力候補者あつかいしてもらえた力作です。

その後、すぐに面接がセッティングされ無事に採用してもらえました。

エンタメ業界で胃かいようになりながらも必死にはたらいてよかったです!(小声)

そこで今回は、コンサートプロモーターむけに経歴・職歴を英語で説明するための例文をご紹介していきます。

「英文履歴書の経歴・職歴をどう書けばいいのかわからない…」というかたは、ぜひ参考にしてみてくださいね。

コンサートプロモーターの仕事内容と強みとは?

まずは、コンサートプロモーターとして活躍している人の強みをおさらいしておきましょう。

転職活動ではプロモーター経験のどのような点が評価してもらえるのでしょうか?

私が履歴書や面接でアピールしてウケがよかったのは、マルチタスクとトラブルにつよい点です。

一般的にプロモーターはライブコンサートの企画から運営まですべてをこなします。

イベントの計画、予算ぎめ、会場選定、プロモーション、券売、アーティストケア、スタッフケア、お客さん対応、物販、精算などなど、タスクはたくさんあります。

それに、繁忙期はおなじ時期にひとりで3つも4つもイベントをかかえることもありますよね。

これでもか!というくらいマルチタスクです。

だからこそ、いそがしすぎて胃かいようになったりします。(小声だけど2回目)

さらにトラブル解決能力も求められます。

公演当日にコンサート準備をすすめていると、どうしても予想外のできごとが起きます。

コンサートの開場・開演時間はきまっているので、限られた時間のなかで問題を解決せねばなりません。

運営側でミスをしてしまうと、アーティストの評判をさげる恐れもあります。

それだけはぜったいに避けなければなりません。

圧倒的なプレッシャーのなかで良い判断をする能力が欠かせないはずです。

だから胃かいよ(略

渦中にいるときはめちゃめちゃ大変なのですが、その経験は転職時にはものすごく役立ちます。

マルチタスクとトラブル解決能力はかならずアピールしていきましょう。

英文履歴書で経歴・職歴をどうアピールする?

ここからはコンサートプロモーターのキャリアを英文履歴書に落としこんでいく方法を見ていきましょう。

実際に私が履歴書に書いた例文とともにおとどけします。

業務の規模感をアピール

まずは数字や取引先を例示しながら、イベントの規模感をアピールしていきましょう。

そうすることで相手に会場やコンサートのスケールのおおきさをイメージしてもらいやすくなります。

たとえば、こんな感じです。

Oversaw events which held crowds of over 8,000 attendees
(8,000人以上の観客を収容するイベントを仕切りました)

Planned advertising of the event and negotiated with mass media channels such as TV, Radio, Newspaper
(テレビやラジオ、新聞などのマスメディアと広告の折衝をしました)

ややこしい案件もいけますアピール

問題解決スキルをアピールするために、「ややこしい案件も余裕でっせ!」の文章も取りいれてみましょう。

私がコンサートプロモーター時代に苦労させられたのは、アーティストの事務所とのやりとりです。

Communicated with performer’s agency over any scheduling and copyright issues
(出演者の事務所とスケジュールや著作権について調整しました)

あとは、コンサートの手配関係もなかなか大変でした。

アーティストから特別なリクエストがあるだの、スタッフの人数が変更になるだのと内容がコロコロ変わるんですよね。

Coordinated catering, accommodations and transportation for performers and staff
(出演者とスタッフのケータリングや宿泊施設、移動手段の手配をしました)

Managed entire staff of the event carpenters, merchandisers and ushers as needed
(必要に応じて設営業者や物販、案内人員を管理をしました)

即断即決力と営業力をしつこくアピール

私は、言いまわしを変えて問題解決能力をしつこめにアピールしました。

Made fast decisions and solved problems that occurred with the audience, the performer or staff
(お客さんや出演者、スタッフの身に起きた問題をすばやく解決しました)

また、営業スキルについても明記しました。

K-POPやジャニーズ系のコンサートなら、なにもしなくてもチケットは完売します。

ところが、デビューしたばかりのアーティストはチケットが売れ残ることもありますよね。

そこで券売営業についてアピールするのもアリでしょう。

Increased group-ticket sales through in person presentations and building relationships with the clients
(直接営業で団体販売の売りあげをのばし、その取引先との関係を構築しました)

あとがき

いかがでしたか?

コンサートプロモーターの現役時代はいそがしくて大変でしたが、いちど過酷な状況を経験するとあとが楽になります。

そのひとつめの理由は「あれだけつらい環境を乗りきったんだから大丈夫だ!」という自信がつくからです。

もうひとつのワケは履歴書や面接でアピールする内容に困らないからです。

プロモーター時代に経験したあんな業務やこんな業務が次々と頭に思い浮かびます。

悩むとしたらグローバル系の求人に応募するときに経歴を日本語から英語にどう翻訳するか?くらいでしょう。

コンサートプロモーターの仕事を通じて得たスキルは、評価してもらえることのほうがおおいので積極的にアピールしていきましょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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