カナダワーホリ体験談|現地でつらい時に相談すべき相手とは?

海外生活

こんにちは、フリーランスのちひろです。

カナダでのワーホリ生活を振り返ってみると、まぁたくさん泣きました。

ワーホリに涙はつきものです。(一般論みたいに言うやつ)

「いったい、どんな時に涙したの?」と気になるかたは過去記事をご一読ください。

いま思えばしょうもないことで号泣しているので、夜ごはんのおかずにでもしてください。

さて、今回の記事では “そんなつらい状況をどうやって乗り越えたのか” についてシェアしていきます。

結論からお伝えすると、“人”に助けられたんですよね。

この “人” は3つに分類できるのですが、さまざまな場面で3種の人たち(語彙力)が私を助けてくれました。

これら3種の人たちは
①カナダ人の友達
②同じワーホリ仲間
③日本にいる友達や先輩
というラインナップです。

以下では、それぞれの人がどんな場面で支えになったのかをまとめていきます。

本記事が「ワーホリ生活、つらくてどうしていいか分からない…!」と悩んでいるかたの参考になるとうれしいです。

それではさっそく、詳細をみていきましょう!

ワーホリ生活がつらい時はどうすればいい?

まず、大前提として困ったときはだれかに相談するのがおすすめです。

私はもともと、悩みを人に打ちあけるタイプではなかったのですが、ワーホリ中は人に頼る重要性を実感しました。

というのも、悩んでいるときは考えかたがどうしても主観的になってしまうので、根本的な問題に気がつきにくいです。

ですが、第三者に相談することで「そっか!この問題はそんな簡単なことだったのか!」とひらめく瞬間が何度もありました。

性格上、人に相談するのが苦手な場合は、グチのような形でもいいのでとにかく人に話すのが良いでしょう。

相手のコメントから問題解決のヒントが得られる可能性があります。

それでは、ここからは冒頭でお伝えした3種の人たちが私をどのような場面で救ってくれたかをご紹介します。

ワーホリ生活がつらい時に相談すべき相手

カナダ人の友達

私はワーホリ中にカナダと日本文化の違いに悩まされました。

価値観の不一致、働き方の違い、表現方法の差など、「なんでそうなるの?」「なんでそんな言い方なの?」と納得できない瞬間が多々ありました。

このような文化の違いに悩んでいるときは、自分がカナダで受け入れられていないような感覚になりひどく落ち込みました。

そんなときに私を救ってくれたのは現地でできたカナダ人の友達でした。

「職場でマネージャーからこんなことを言われて納得できなかった…」「今日は同僚にこんな嫌なことを言われた…」などと相談してみると、彼らは「ここはカナダだからそういう文化なんだよ」と教えてくれました。

私自身も自分がカナダにいることは分かっていたはずです。

けれど、あらためて他人から「ここはカナダだからね」と言われるまでは、心の中に「なぜかうまくいかない…」という感覚がありました。

いま思い返せば、ずっと日本で育った人がいきなりカナダに行って異なる文化に戸惑うのは当然の流れです。

ひとりで悩んでいるときは「これはカルチャーショックだ」と考えてみても、どこか消化不良な感じがしていました。

でも、“そもそも日本とカナダは違う”と第三者が言葉にしてくれたことで、不思議と救われた気がしました。

ちなみに、日本文化にも詳しいカナダ人に相談できると、なお良し◎です。

私のカナダ人友達はたまたま日本についてもよく知っている人でした。

「日本ではこうだと思うけど、カナダでは残念ながら真逆なんだよ」と日本の実情も踏まえて説明してもらって、気持ちが楽になりました。

同じワーホリ仲間

私の経験上は、ワーホリ仲間に相談してみるのも効果がありました。

悩んでいるときは「どうして自分だけこんなにうまくいかないんだろう」と考えがちです。

ですが、いざワーホリ仲間に話してみると「分かる!」「私もそうやで!」などと共感の嵐だったりします。

場合によっては「私なんかもっとひどいで!」と、自分より大変な思いをしている人が存在すると分かることさえあります。

とくに仕事にまつわる悩みは異様に盛りあがり、途中からただのグチ大会になったりします。

そこでふと、「みんな、自分と同じような悩みをかかえているんだな…!」と気がつきます。

だれもがみんな、自分の悩みやつらい思いをオープンにしているわけではありません。

ですから、なんとなく周囲はうまくワーホリ生活を送っているように見えます

しかし、よくよく話を聞いてみるとそれぞれ苦労しています。

そう言われても似たもの同士でなぐさめ合うのは好きじゃない!という人もいるかもしれません。

そんな人は “うまくいっているように見える人も実は大変な思いをしているかもしれない” と考えてみるのはいかがでしょうか。

少しは気持ちが楽になる可能性があるので、一度、試してみてください。

日本にいる友達や先輩

最後にご紹介するのは日本に住んでいる友達や先輩です。

私にとっては意外な助っ人でした。

というのも、彼らはカナダに住んでいないのでこちらの状況が想像しにくいし、共感もしてもらえないだろうと考えていたからです。

でも実際は、経験や共感とは別の角度から救ってくれました。

私の場合は、悩みごとがある時にタイミングよく日本の友達から「最近どうー?」「元気ー?」と連絡がきました。

そのときの私は「まぁ、話だけでも聞いてもらおう…」という軽い気持ちで悩みを打ちあけました。

すると彼女たちは、こんな言葉で私を元気づけてくれました。

「私もワーホリしたいけど勇気が出ずに日本にいるから、その行動力を尊敬してる!」

「知り合いがひとりもいない国に飛び込んで生活してるのほんまにすごいな!」

「今までと全然違う環境で生活してるんだもん、それだけ苦労があるのは当然だよ!だから自分を責めないで!」

私はこれらの言葉を聞いて、自己肯定感が上がった気がしました。

ワーホリ中は自分ができていないことばかりに目がいきがちだったように思います。

ですが、友人たちの言葉を受けとめて、まずはここまで来れた自分を褒めてあげよう!と素直になれました

あとは、過去に留学やワーホリ、海外で生活した経験がある友達や先輩にも救われました。

ワーホリ仲間に相談するのと同じような感覚で「これはワーホリするなら誰もが通る道なのかもしれない…!」とハッとさせられました。


あとがき

私のカナダワーホリは「あれ?私って悩むためにここに来たんでしたっけ?」と思ってしまうくらい悩みだらけでした。

いま振り返るとひとつひとつの悩みは大きな問題ではありませんが、カナダでは小さなことも大きく見える魔法にかけられてしまいました。(独特の表現)

その魔法をといてくれたのは今回ご紹介した3種の人たちだったわけですが、ひとりだったら悩みすぎてカナダがきらいになっていたかもしれません。

現在、ワーホリ中で悩みから抜け出せない人は自分だけで解決しようとせずに、話を聞いてくれそうな人を探してみてはいかがでしょうか。

「すでに何人かに相談したけど、いまいちスッキリしない…!」というかたは、相談相手のカテゴリー(カナダ人、ワーホリ仲間、日本にいる友達など)を変えてみると、違った変化があるかもしれません。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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