こんにちは!
ヘアパーツモデルのちひろです。
日本人女性の髪は、なぜ世界の人々から称賛されがちなのか?
今日はそんなテーマについて考えてみたいと思います!
先に謝っておきます。
手前味噌ですみません。
私もよく海外の友人から髪がきれいだと、ほめられるんですよね。
「ふだん、なに食べてるの?」
「どんなシャンプー使ってるの?」
「髪にオイルとか塗ってるの?」
などと、質問攻めにあいます。
もちろん、いつも食事やヘアケアには気をつかっています。
でも、彼女たちの生活を見ていると、
ギャァ〜それだけはやめてぇ〜〜!!
と思ってしまう習慣がいくつかありました。
もちろん、その国の環境や設備の都合でどうしても変えられない部分もあります。
それでも、そんなことしたら髪が傷んじゃうよー!(涙)と思わざるを得ない行動も常習化しています。
そこで今回は、海外生活で髪を傷めてしまいがちな原因をご紹介していきます。
お風呂でのヘアケア習慣
髪を洗う頻度
まずは、私がカナダに住んで最初に衝撃をうけたこと。
それは、現地の人々にとってまいにち髪を洗うのが当たり前ではないということです。
1日洗わないくらいなら日本人でもありそうですが、向こうでは2〜3日洗わない人もそこらじゅうにいました。
一緒に生活していたホストファミリーには、日本人ってまいにち髪を洗うの!?とすごく驚かれました。
そして、なによりおもしろかったことがあります。
それは、彼女たちは髪を洗っていないことをまったく恥じてないということです。
こっちがびっくりだよッッ!!
「昨日は3日ぶりにシャンプーしたの!だから今日は髪がサラサラなのよ!」と、さも、当たりまえのように話してくれるんですよね。
私だったら、万が一、寝落ちしてお風呂に入りそびれてしまって、翌日にそのまま学校や仕事に行かないといけなくなったら、一生懸命お祈りしますね。
髪を洗っていないことがぜったいにバレませんように、と。
水質が軟水ではなく硬水
日本と海外では、シャワーから出てくる水質がちがいます。
日本は軟水なのに対して、カナダやヨーロッパは硬水なんですよね。
この水質の差による影響は私も実際に体験しました。
日本のお気に入りのシャンプーとトリートメントを持っていったにもかかわらず、洗いあがりがいつもと異なるのです。
使っているヘアケア用品はいつもと同じなのに、髪の手ざわりがキシキシゴワゴワでした。
まるで、自分の髪ではないようでした。
これは、硬水のミネラル含有量が軟水よりも多く、シャンプーの成分が化学反応で凝固するのが原因です。
日本では知らず知らずのうちに、髪にやさしいほうの水質を利用できていたことを知った瞬間でした。
自然乾燥でもへっちゃら
12月の寒さが厳しいある日のこと。
私は、アメリカ人の友達と遊ぶ約束をしていました。
先に待ち合わせ場所についた私は、ワクワクしながら彼女の到着を待ちました。
すると、なんということでしょう。
その友人は髪がビッショビショのまま、待ち合わせ場所にあらわれたんですよね。
あれ?
海かプールからあがって、そのまま来た感じ?
一瞬、準備をする時間がたりなかったのかと思いましたが、話を聞いてみると、そうでもありませんでした。
わざと自然乾燥を選択をしていると言うのです。
そして、なにを隠そう、私の海外の友人はほとんど自然乾燥派です。
というのも、特にアメリカやオーストラリアは湿度が低いです。
また、髪質もほそく、量がアジア人より少ない傾向にあります。
ですので、自然乾燥でもカラッとすばやく乾きやすいと言えます。
ヘアスタイルの趣向
コーンロウ
コーンロウという髪型をご存知でしょうか?
髪を根本からギッチギチに編みこむコレです。
とくに黒人の友人は男女問わず、この髪型を好んで取り入れています。
かわいいんですよ?
クールでおしゃれなんですよ?
ただ、頭皮と毛根の気持ちになると、
いやぁあぁ〜やめてケロ〜〜!!(大絶叫)
です。
そして、一度編み込まれたら最後、彼らは数日間、平気でこのままの状態で過ごします。
日本人とくらべて、もともとシャンプー頻度が少ない彼らですが、コーンロウ導入時はさらに洗髪回数が減ります。
なぜなら、シャンプーで頭をゴシゴシ洗えないからです。
頭皮に汚れをためたまま、毛根をひっぱり続けるという悪のコンビネーションが爆誕する瞬間であります。
美しい髪を保つためには、清潔に保ちつつ、やさしく丁寧に扱うのが基本中の基本です。
おしゃれはあとまわしにして、髪に負担をかけないように徹するのが美髪へ導くためのコツだったりします。
ゴージャスな巻き髪
髪型の好みとして、海外でも巻き髪が人気です。
カールヘアはゴージャスでセクシーの象徴ともされています。
カナダには3年近く住んでいましたが、現地ではストレートロングヘアの人はめったに見かけませんでした。
見かけたとしても、アジアからの留学生や移民くらいでした。
ご存知の通り、コテで髪に熱を与える機会が多ければ多いほど、髪は傷んでしまいます。
ここでもやはり、髪にできるだけダメージを与えない、というのが美髪へ導くための鉄則と言えます。
気候の特徴
日傘をささない
美容のために日傘をさす、というのもアジア人、とくに日本独特の文化ではないでしょうか?
多くの日本人女性が美白をキープするためにさしている日傘も美髪のために役立ってくれています。
実は、紫外線も頭皮や髪にとってはダメージを与える存在です。
海外ではそもそも、白い肌=美しいという概念がないので日焼けを防ぐために日傘を使用する習慣がありません。
なんなら、白すぎると不健康にみられてしまったり、白い肌が美の象徴なら黒人はどうなるねん!となりますからね。
とはいえ、雨傘を日傘がわりにしているおじさんなら、海外でも見かけたことがあります(笑)
美容のためというよりかは、単に直射日光を避けるだけの日よけといった印象が強いです。
ご本人はそのつもりはないでしょうが、髪とお肌には良い行為なのでぜひ継続してほしいです(笑)
空気が乾燥している
空気の乾燥もまた、頭皮や髪にとっては敵となります。
頭皮が乾くと、かゆみが出やすくなったり、フケが発生しやすくなったりもします。
また、髪を美しく見せてくれるキューティクルも剥がれやすくなり、手触り・見た目ともに悪影響が出てしまうのです。
たとえば、オーストラリアは乾燥大国とも言われていて、降水量が少なく蒸発散量が多いため、身をもって乾燥を感じるでしょう。
ふだんはほとんど意識しませんが、実は、空気中の水分も髪や地肌にとっては必要な養分なんですよね。
あとがき
いかがでしたか?
海外の生活習慣とくらべてみると、私たちの日本での生活や環境が実は、美髪に有利なものだったとわかります。
特に、シャワーの水質や気候など、自分の力ではどうにもできない問題が海外生活にはあります。
どのような環境に身をおいていたとしても、意識的に美髪ケアを取り入れられるといいですよね。
ヘアケアは早く始めるに越したことはありません。
ヘアパーツモデルの白髪予防習慣は、こちらでご紹介しています。
どれも無料でできるケアなので、ぜひ参考にしてみてください!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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