こんにちは、フリーランスのちひろです。
本日のテーマは “国際恋愛” です。
今回は国際恋愛のなかでも、カナダ人彼氏とのデートについてご紹介していきます。
「カナダ人彼氏とのデートは、どこでどんなことをするんだろう…?」と疑問に思うかたの参考になればうれしいです。
さっそく、詳細を見ていきましょう!
“カナダ人” とひとくくりにするのは難しい
まず最初に、ひとつおことわりさせてください。
カナダの一部地域には、他国からの移民がたくさん住んでいます。
ですから、「カナダ人」とひとくちに言っても、それぞれがかかえる文化や価値観はちがいます。
私がカナダで経験した国際恋愛は、アメリカもしくはカナダ生まれの男性との2パターンしかありません。
それ以外の国からの移民男性については体験談として語れません。
したがって、これからご紹介する内容はフランス系カナダ人、アジア系カナダ人とのデートとは実情がちがう可能性があります。
ここでシェアする体験談はあくまでも “カナダ人の一例” として読みすすめていただけるとありがたいです。
カナダ人彼氏とのデートってどんな感じ?
日本人彼氏とカナダ人彼氏には、大きく分けて3つのちがいが見つかりました。
彼友達の集まりに同席する
カナダでは、友達との飲み会やパーティーへ恋人といっしょに行くのが一般的でした。
日本にいたころは、彼は友達との集まりにはひとりでいき、私も私で彼は連れていかずに遊んでいました。
日本で彼の友人との集まりに同席するのは、彼女として紹介されるあらたまった場くらいでした。
しかし、カナダ人とお付きあいしていたときは、もっと日常的に彼のコミュニティのなかに入っていきました。
その結果として、“彼の友達は私も友達、私の友達は彼も友達” という関係性ができあがりやすかったです。
彼以外に知っている人がいない場所で時間をすごすのは大変な面もあります。
とはいえ、おたがいにそれぞれの交友関係が知れるのはメリットになります。
たとえば、友達と交流する彼の姿を見ることで、あらたな一面を発見できます。
また、彼に万が一のことがあったとき、彼の友達の協力を得やすいです。
お姫さま扱いしてもらえる
カナダ人彼氏は子供のころから「女性がよろこぶことをしなさい」としつけられてきたそうです。
(メキシコ人の元カレも同じことを言っていました。)
“女性を幸せにすることが使命” ともいえる彼らは、とにかく手厚いケアをしてくれます。
車のドアの開け閉めや荷物のもち運びは基本エスコートとして、コートの着脱まで手伝ってくれるほどです。
いっしょに生活していても食事の準備からあと片付けまで、なにもかもしてくれます。
手伝おうとしても「女性はソファでくつろいでいればいいんだよ」となだめられます。
“働かざるもの食うべからず” という言葉に反して、“働かざるものも食える” 状況が発生します。
おごり or ワリカンは経済状況しだい
デート代はすべて彼がはらってくれていました。
女性をよろこばせるのが使命な彼らなので、“どんなときでも男性がデート代を持つんでしょ?” と思われるかもしれませんね。
けれど、じつはそうでもありません。
外国人女性のなかには、全額おごられると怒ってしまう人がいます。
なぜなら “私には経済力がないとみなされた” と感じるからです。
ですから、男性側は相手を自立したひとりの女性としてあつかおうとします。
その結果として、おごりではなくワリカンにするパターンもあるのです。
自立したかっこいい女性たちとはひきかえに、私はおごってもらったらシッポをふってよろこぶタイプの女。
収入も彼のほうがはるかに高かったので、私たちカップルの場合は彼がデート代を出してくれていました。
ですので、デート代にかんしてはふたりの経済状況や価値観によって差がでます。
カナダ人彼氏とのデートはどこに行く?
お次は、カナダ人彼氏とのデート内容をご紹介していきます。
夏は毎週ビーチ
私はカナダのトロントに住んでいました。
ご存知のかたもいらっしゃるかもしれませんが、トロントは寒い時期が長いエリアです。
冬は気温がマイナス20度前後までさがり、4月になってもまだ雪がふる年もあるくらいです。
その6ヶ月あとにはふたたび雪がふりはじめます。
ですから、外で思いっきり太陽をあびられる期間が限られています。
そこで、夏は毎週のようにビーチへ出かけていました。
どのカップルも考えることは同じで、夏のカナダのビーチはいつも人でぎゅうぎゅうです。
ときどきキャンプ
ビーチがすこし肌寒くなってきたら、こんどは山に移動します。
夏の終わりから秋にかけてはよくキャンプをしていました。
10月にはまた雪がふりはじめるので、はやくもアウトドアおさめです。
カナダのキャンプ場も日本と同じように小さな売店やお手洗い、シャワーがあります。
くりかえすようですが、どのカップルも考えることは同じなのでキャンプ場も混みます。
運がよければ予約なしでもキャンプサイトが見つかりますが、予約してから行くのがおすすめです。
雨の日には映画館へ
アウトドアを楽しめない雨の日は映画館に行っていました。
カナダでは複合映画館『CINEPLEX』がおなじみですね。
日本語の吹き替えや字幕はないので、日本人は英語のみでがんばる系です。
また、日本の映画館のような指定席ではなく自由席なのも特徴です。
人気の映画は上映時間ギリギリにいくといい席が埋まっています。
ですから、早めにいって座席でスタンバイしておく必要があります。
映画を見終わったあとで、彼と感想をシェアしあう時間はとても有意義です。
育った国や受けてきた教育が異なるふたりなので、おもしろいと感じるポイントやツッコミどころがまったくちがうのです。
おたがいに “そんな感性もあるのだな” というあたらしい学びになります。
イベントに出かける
自然だけではなくエンタメ系のデートもしたいとき、私たちはイベントにも出かけていました。
私のお気にいりイベントは、“Canadian National Exhibition (通称CNE)” という移動式遊園地です。
アトラクションや屋台、出店がならび、規模のおおきい夏まつりが楽しめます。
“トロントの夏の終わりをつげる風物詩” ともいわれています。
夏の音楽イベントは “Veld Music Festival” も有名です。
EDM系のフェスで、若者を中心にかなり盛りあがるイベントです。
秋はハロウィンイベント、冬はクリスマスマーケットに行くのも楽しいです。
新規レストランを開拓
移民がおおい国の楽しみといえば食事です!
カナダのトロントにはありとあらゆる本格レストランがあります。
中国、韓国、日本、タイ、ベトナム、インド、メキシコ、フランス、イタリア、アメリカ、ブラジル、カリビアン、地中海料理…。
これらの多国籍レストランがいたるところで見つかります。
彼は現地の人で私は観光客みたいなものなので、最初はカナダで人気のレストランに連れていってもらいました。
お付きあいしてしばらく経ってからは、毎週のようにレストラン開拓を楽しんでいました。
ちなみに、休みの日はウーバーイーツで朝マックというのが私たちの定番です。
オシャレしてレストランもいいのですが、ベッドのうえでダラダラ朝マックを食べながら「あ〜今日は休みだな〜」と休日を味わうのもやめられません。
夜は『テラスハウス』で勉強
彼と私は夜ねる前にネットフリックスで『テラスハウス』を見ていました。
じつは、日本文化に興味がある外国人のあいだでは『テラスハウス』は根強い人気です。
彼らは、この番組で日本人の恋愛観やカジュアルな日本語表現を学んでいます。
日本のアニメ映画もウケがいいので、外国人の彼といっしょに日本の作品を観るのもおすすめです。
どの作品中にも日本人独特の考えかたや概念がおり混ぜられています。
それらに対して「いまのこの表現は日本のどんな文化からきてるの?」と質問されることもおおいです。
それをふたりで話しあうことで、おたがいの文化のすり合わせにもなります。
あとがき
ここまでご紹介してきた通り、カナダ人彼氏だからといって特別なデートをしているわけではありません。
女性のあつかいかたに多少の差はあるものの、デート内容は日本人彼氏とほとんど同じです。
しかし、日本人どうしのお付きあいならスルーするような事象でも、国際恋愛ではおたがいに立ち止って考えたり話しあったりします。
私にとってはそのひとつひとつが刺激的で学びにもなりました。
ですから、「外国人彼氏とのデートはなにをすればいいかわからない!どうしよう!」とパニックになる必要はありません。
文化のちがいがあることだけ認識しつつ、あとは純粋にその時間を楽しめばいいでしょう。
デート内容よりもむしろ、デーティング期間のあいまいな関係のほうが混乱しやすいかもしれませんね。
その期間をのりこえられれば、相手のこともかなり冷静に見られるようになるはずです。
外国人彼氏あるある?なカルチャーショックはこちらにまとめました。
未読のかたは、ぜひご覧ください!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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