こんにちは、フリーランスのちひろです。
突然ですが、現在、好きなことでお金を稼げていますか?(本当に突然)
やりたくもない仕事でお金を稼ぐより、好きなことで生計を立てられたら幸せですよね。
でも、好きなことを仕事にしよう!と言われても「好きなことはあるけど才能にあふれているわけじゃないし…」と尻込みしてしまうかもしれません。
実は過去の私も同じ気持ちでしたが、今では好きなことでお金を稼げるようになりました。
現在の状態に至るまでには、先人の知恵を借りるためにたくさんの本を読みました。
その中でも私が好きを仕事化するのに大きな影響を与えてくれた本があり、今回の記事ではその本をご紹介します。
先に本のタイトルをお伝えしておくと、「好き」を「お金」に変える心理学という書籍です。
メンタリストのDaiGoさんが執筆されています。
「お前の意見なんて聞きたくないねん!クソが!」という方(誰?)は、Amazonか楽天、本屋さんへ行ってDaiGoさんの本を熟読お願いします。
それでは早速、詳細を見ていきましょう!
私がどのような好きを仕事にしたか?
まず、現在の私の仕事について簡単にご紹介させてください。
いまは主に、日本語教師、ライター、ブロガーとしてお金を稼いでいます。
実は、これらの仕事には共通点があるのですが、それがなにか分かりますか?(ウザ質問)
その共通点は「言葉」です。
私は子供の頃から読書や作文が好きで、「本きらーい!」「作文なんて書けなーい!」と泣きわめく同級生をよそにサクサク本を読み、スラスラ文章を書いていました。
大人になった今では、読書で得た知識をもとに外国人に日本語を教えたり、文章を書いたりしてお金を稼いでいます。
好きなことには惜しまずお金を使う
メンタリストDaiGoさんは著書「好きをお金に変える心理学」の中で、自分が好きなことや得意なことには惜しまずお金を使うのが大切だと言っています。
まずは好きなことをやりながらお金が入ってくる状態を作り、いざお金が入ってきたらそのお金を好きなことに再投資するのが理想的だそうです。
たとえば、野球選手の場合。
夢叶ってプロ野球選手になれたとします。
好きな野球を仕事にして、お金も入ってきて幸せの絶頂かもしれません。
ですが、得た収入をどう使うかでその後の明暗が分かれます。
選手Aはがんばったご褒美として豪遊し、ブランド物を買ったりチームメイトとの遊びに使ったとします。
選手Bは得た収入で専属トレーナーをつけたり、栄養士を雇ったりするとします。
選手AとBでは、将来、どちらがより野球を通してお金を稼げているでしょうか?
もちろん、さらなる能力向上のためにお金を使った選手Bでしょう。
これが、入ってきたお金を好きなことに再投資している状態です。
好きなことにお金を投入すると、得られる知識やスキルがレベルアップして仕事につながります。
そして、仕事が得られると以前よりも好きなことに投下できるお金が増え、さらに能力向上、依頼される仕事も難度が上がり収入もアップします。
ここでのポイントは好きなことをやって、それで終わりにしていない点です。
一般の人なら、能力をあげるために関連書籍やセミナー、備品にお金をかけたりするのが有効でしょう。
私も語学力を上げるための留学や、読書、勉強会への参加にお金を使うようにしています。
一般人が好きを仕事にするためには何をすべきか?
DaiGoさんは本書内で好きなことを収入にするための第一歩は周囲に知ってもらうことから始まると言っています。
簡単な周知であれば「私はこんなことが好き!またはこれが得意だから仕事に活かしたい!」と家族や友人、知り合いに主張するだけでOKです。
実はこれ、私自身はすごく納得できました。
この本を読んでから周りに “私は言葉にまつわる仕事をしたい” とアピールしていきました。
すると、
「そういえば知り合いの会社でライターのポジションが空いたけど興味ある?」
「こんな仕事があるけど、興味あるんじゃない?担当者を紹介しようか?」
などと声をかけてもらえるようになりました。
違う例では、私の知人にディズニー好きの女の子がいるのですが、周囲は彼女のディズニー好きを認知しています。
そこで「出張で〇〇に行ったらディズニーの限定品があったから買ってきたよ!」と頼んでもいないのにお土産を買って来てもらえるという現象が多発しました。
この話は仕事には直結していませんが、知人に自分の好きを認知されることで恩恵を受けられる良い例でしょう。
DaiGoさんは “人脈とは、誰かを知っていることではなく、誰かに知られていること” という名言も残しています(メモメモ)。
好きなことは評価されるまで続ける必要がある
自分が好きなことを周囲に知ってもらう以外に、もうひとつ大切なポイントがあります。
それは、好きなことを仕事にするために、評価や分析をしてくれる人が現れるまできちんと継続している必要があるということです。
周囲に「私はこれが好き!」と言うだけなら比較的すぐにできますが、仕事にするとなるとやはり実力も欠かせません。
と言うと、「才能がないと仕事にならないのかな…」と不安になるかもしれません。
しかし、コンクールで表彰されたりするほどのレベルでなくても、好きを仕事にできる人もいます。
言葉を仕事にしている私ですが、作文コンクールで最優秀賞を取ったことなんてありませんしご覧の通り駄文です(なぜかドヤ顔)。
でも下手なりにも書き続けていると、私の文章を好きだと言ってくれる人が現れたり「一緒に仕事しませんか?」と声をかけてくれる人が出てきたりします。
(私の場合は学生の頃からブログを続けていたので、それをきっかけに仕事をいただく機会が多かったです。)
自分の得意なことって、自分にとっては当たり前すぎて気付きにくかったりします。
たとえば、私は昔から文章を書くことに対して苦手意識がないので、他の人も同じようにスラスラ書けるものだと思っていました。
けれど、チラホラと「そんなにスラスラかけてすごいね!」と褒めてくれる人達が現れました。
その時にようやく「え?あ、文章が書けるのってすごいことなんや!誰でもできることじゃないんや!」と気付きました。
ですから、ある作業・動作をするのに苦手意識を持つ人がいる分野なら、必ずそこに自分のポジションがあるはずです。
「好きなことを仕事にする=好きなことが仕事になるまで続ける」
「自分の得意は自分では見つけにくい」
これら2点を意識することも、好きを仕事にする鉄則と言えるでしょう。
あとがき
「好きなことは仕事にしない方がいい」という意見もあるようですが、私は好きなことじゃないとやる気が出ないタイプです。
ですから、昔から好きな「言葉」を仕事で扱えている現在の状態が本当に幸せです。
自分が好きなことであれば、誰に言われるでもなく率先して習熟しようとするし、上達すればするほど好きになる無限ループです。
軌道に乗るまでは「好きなことを仕事にするなんて可能なの?」と疑ってしまいますが、周囲に自分の好きをアピールすること、そしてお金になるまで継続することで道がひらける可能性があります。
さらに詳しい情報はDaiGoさんの書籍をご確認ください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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