モデル|オーディションに落ちたときのメンタルの保ちかた

仕事

こんにちは、ヘアパーツモデルのちひろです。

本日は、タイトルのとおり、オーディションに落ちたときのメンタルの保ちかたについてご紹介します。

どうですか?
最近、オーディションに受かってますか?

そういう私は、オーディションに落ちたときもあれば、受かったときもあります。

またある日は、審査員となって、応募者を選定したりもしました。

そうなんです。
実は私、仕事を複数している関係で、候補者をえらぶ側にもなるんです。

そして、審査員の立場を経験して、ある重大なことに気がつきました。

オーディションに落ちても、まったく落ちこむ必要がないケースもあることに。

オーディションに受からず、自信をなくしている
自分には向いていないのではないか?と不安になっている

そんな読者様は、ぜひ、このまま読みすすめてください!

オーディションに落ちるふたつの理由

自分が審査員になって知ったのは、オーディションに落ちる理由はすごくシンプルだということです。

これを理解できると、あれこれと思いなやむことも減るのではないでしょうか。

以下で、くわしく見てみましょう。

実力がたりていない

ひとつめの理由はわかりやすいです。

プロとして仕事をするには、スキルが足りていないと判断されてしまう場合です。

・ショーモデルであれば、ウォーキングのレベル
・スチールモデルであれば、表情やポージングのバリエーション

案件によっては、お肌や髪、ボディパーツなど、モデルが持つ素材そのものの質も関係するでしょう。

これらは正直なところ、自分でそのレベルを上げるしかありません

特に、経験が浅い新人モデルのあいだは、時間をかけてでも改善する必要があるでしょう。

ウォーキング練習を強化したり、活躍している先輩モデルから学べることを学ぶべきです。

クライアントが求める人物像と不一致

ふたつめの理由は、傷つきやすいメンタルを強く保つために、ぜひ知ってほしいポイントです。

それは、ただ単に、クライアントが求める人物像とマッチしなかったケースです。

オーディションに落ちると、自分自身を否定されたような気持ちになりますよね?

「私には魅力がないんだ・・」と落胆してしまいます。

でも、声を大にして言いたいのは、
あなたに魅力がないわけではない!!

ということです。

落ちこむ必要はまったくありません。

具体的にどういうことでしょうか?

以下で、さらにくわしく解説していきます。

オーディションに落ちても気にする必要がない理由

大事なことなので繰り返します。

オーディションに落ちても、必要以上にがっかりしなくてもいいケースがあります。

それは、クライアントが求める人物像とマッチせずに落ちた場合です。

気持ちを切りかえて次に進んでOKです。

バースデーケーキを探しているときにイチゴ大福は買わない話

たとえば、友達のバースデーパーティーの準備を進めているとします。

そこで、自分がケーキ買い出しの担当になったとしましょう。

友達によろこんでもらうために、味・見た目ともにステキなケーキを見つけたいところです。

・ネットで高評価のケーキ屋さんを探してみる
・なじみのケーキ屋さんにいって、現物を見てみる

ケーキを探す方法はたくさんありますが、その過程でイチゴ大福の広告が目にとまったらどうでしょう。

イチゴ大福がおいしいのは、だれもが知っています。
でも、今回のミッションはケーキを買うこと
です。

「よーし!今日の誕生日会は、ケーキの代わりに大福にするかぁ!」とはなりにくいですよね?

「このイチゴ大福、すごくおいしそうだけど、今日じゃないんだな」となりますよね?

大福そのものがダメなのではなく、今回の目的と合わないだけなんです。

タイミングが今日じゃないのであって、イチゴ大福もステキだという事実は変わりません

モデルのオーディションでも、こういうことが多々あります

身長が高すぎて家具のスチール広告に起用されなかった話

今度は、私のモデル経験もまじえながら具体例をご紹介します。

数年前に、家具のスチール広告のオーディションを受ける機会がありました。

ベッドに寝ころんだり、タンスの引きだしをあけたりするシーンのモデル募集でした。

結果は、書類審査落ちでした。
カメラテストにもたどり着けず、あっさり敗退です。

オーディションに落ちた理由は、「身長がたかすぎる」というものでした。

というのも、身長がたかいと家具が小さく見えてしまうんですよね。

・大きいモデルがせま苦しそうに寝ているベッド
・隣に立っているモデルが大きいせいで、収納スペースが小さく見えるタンス

購買意欲はわきませんよね?
そんな広告は、意味がありません。

でも、そんな私も、高身長をいかしてショーモデルのオーディションには受かっていました。

そのなかでも、髪を高評価してもらえることがおおく、ヘアショーによく出演させてもらいました。

そこから派生して、いまではヘアパーツモデルとして、髪に特化した活動をしています。

要は、適材適所なんですよね。

身長がひくいモデルにも、たかいモデルにもそれぞれの魅力があります。

でも、それぞれが求められるシーンは異なります

ここがポイントです。

あとがき

いかがでしたか?

モデルとして生きていく上で大変なのは、やはり、定期的にお仕事をゲットすることです。

実績が増えてきたら、クライアントさんから直接声をかけてもらえることもあります。
いわゆる、リピートですね。

ですが、特に新人のころは基本的にオーディションで案件を勝ちとらねばなりません。

永遠に就職活動をつづけているような感覚にすらなります。

規模が小さいオーディションでも、数十人のモデルから、ひとりしか選ばれないというのもよくある話です。

ほんとうに狭き門です。

でも、だからこそ、合格したときのよろこびは格別なんですよね。

テレビや雑誌で活躍している俳優さんやアーティストも、例外ではありません。

長い下積み時代をへて、ようやく有名になった人
・なかなか芽が出ず「これでダメだったらあきらめよう」と、最後のつもりで受けたオーディションに受かった

どんなにすばらしい魅力がある人でも、すぐに活躍の場があたえられるとは限らないのです。

大切なのは、芽がでるまでトライしつづけることでしょう。

はじめは、自分の強みなんてわからないかもしれません。

けれども、オーディションを受けつづけていると、自分の魅力をいかせる土俵がわかってきます

私の場合、それがショーモデルだったり、ヘアパーツモデルだったりしたわけです。

モデルになったばかりの頃には知らなかった自分の強みです。

ですので、なかなか結果がでなくて落ちこんでいる人は、
ぴったりマッチする案件がいつか巡ってくると信じて
自分の魅力がどこにあるのか探しつつ
改善の余地がある部分は練習しながら
オーディションを受けつづけてほしいです。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。


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