こんにちは、フリーランスのちひろです。
私は現在、オンライン日本語教師として活動しています。
ずっとitalkiを利用しているのですが、ふと思いました。
「私、1年間でどれくらい稼いだんやろう?」と。
読者さんも「オンライン教師って稼げますの?」と疑問に思っていることでしょう。
そこで今回は、italkiの収入をまとめていきます。
見どころはトータルの金額とレッスン代の値上げ率です。
そうなんです、italkiは教師が自由にレッスン代を決められます。
途中から欲がでてくるのが人間っちゅうもんなんで、ガンガン値上げしてます。
あふれんばかりの強欲ぶりとともにお楽しみいただけるとうれしいです。
1年かけてitalkiで稼いだ金額
まずはトータルの金額から発表します。
1年をかけてitalkiで稼いだトータルは1,819,521円です!(italki手数料15%を差しひいたあとの金額)
1ヶ月の平均月収は15万円弱となります。
ポイントは無資格でなんの経験もないところからスタートしてこの結果という点です。
とくに最初の2ヶ月は生徒をあつめるために、か・な・り低価格でレッスンしていました。
その結果、初月の月収は10万円でその翌月は15万円でした。
月収が20万円に達したのは3ヶ月目からです。
ボーナスはないのでサラリーマンの年収とくらべたら足元にも及びませんが、予想していたよりも稼げました。
余裕で貯金できちゃうレベルです。
レッスン代の移りかわり
さぁ、ここからは強欲劇場のはじまりです。
人間の欲というものはおそろしいもので、すぐ利益にはしります。
レッスン代が自由に設定できるのをいいことに私は徐々に値上げしました。
具体的な数字とともに、1年の変化を見てみましょう。
初月のレッスン代はこんな感じでした。
・30分レッスン : 380円
・60分レッスン : 760円
なんてお求めやすい価格なんでしょうか…。
ちなみにこちらもitalki手数料15%を引いたあとの金額です。
60分レッスン760円ってことは、時給760円!?と思いました?
いいえ、実は760円以下です。
なぜなら、レッスン時間外で授業の準備をしていたからです。
日本語文法の教えかたを調べたり、フリートークのトピックをまとめたりしていたんですよね。
当時の収入を時給換算するなら、だいたい500円くらいだったんじゃないでしょうか。
まぁバンドマンやアイドルの下積み時代とおなじようなもんですね。
そんな生活を1ヶ月ほどつづけたあとで私は気づきます。
「時給500円って割にあってなくない?」と。
「私はもっとお金をもらっていいはずだ!」とも。(妙な自信)
そこで私は値上げにふみきりました。
italkiで稼働して2ヶ月目のレッスン代はこちらです。
・30分レッスン : 660円 (280円 アップ)
・60分レッスン : 900円 (140円 アップ)
このころは、教師の仕事にも慣れて固定の生徒がふえてきたタイミングでした。
「値上げしたら生徒がへるかな…」と心配しつつも思いきって値上げしました。
こっちも生活がかかってるんで。(小声)
しかし、私の心配をよそに生徒はぜんぜん離れませんでした。
生徒いわく、あたらしい先生を探すのはめんどうくさいそうです。
探したところですぐにいい先生が見つかるとは限りません。
それだったら多少はレッスン代がたかくても、相性がいいと分かっている先生の授業を受けつづけたい!とのことでした。
ここで私は思います。
「もっと値段上げてもいいんじゃない?授業外でのレッスン準備もかなりがんばってるし…」と。
強欲おばけの爆誕であります。
そんな強欲おばけ3ヶ月目のレッスン代はこちら。
・30分レッスン : 810円 (430円 アップ)
・60分レッスン : 1,280円 (520円 アップ)
初月のひかえめな価格帯はどこへいったのでしょうか。
お試しレッスンにいたっては当初から615円も値上げしています。
低価格だからこそお試ししやすいという原理をフル無視した設定でやっていたみたいです。
そんなこんなでちょこちょこ値上げしつづけた現在のレッスン代を見てみましょう。
・30分レッスン : 1,140円 (760円 アップ)
・60分レッスン : 1,615円 (855円 アップ)
まだ値段上げてたんかい!と自分でツッコミを入れざるをえない結果です。
どのレッスンもきれいに4ケタにのりましたねぇ。
ちょっともう自分で自分がこわい、そんな気持ちにさせられます。
1年をかけて800円も値上げした自分自身におどろきです。
私ってこんなに強欲だったんだ…と気づかされる瞬間です。
生徒のみんな!私のレッスンを受けつづけてくれてありがとうな!(態度注意)
1日の稼働時間
ここまでで、
・オンライン日本語教師ってまあまあ稼げるんだなぁ
・強欲おばけこわいなぁ
という2点をご理解いただけたかと思います。
最後に1日の稼働時間をご紹介しておきましょう。
「月収10万円、20万円っていうけどどれくらいの時間はたらいてるん?」という疑問を解決せねばなりません。
私がitalkiでオンライン日本語教師の仕事をはじめたころは、本業として取りくんでいました。
ですので、1ヶ月のほとんどをitalkiについやしていました。
ためしに初月に何コマのレッスンをしたか数えてみました。
すると、30分レッスンが75コマ、60分レッスンが114コマという結果でした。
1日に換算すると30分レッスンが2〜3コマ+60分レッスンが3〜4コマになる計算です。
レッスン準備もふくめて1日だいたい7時間前後の労働です。
このときはまだ月収10万円だったので、あまりいい数字とはいえませんね。
一方、1年後はどうでしょうか?
ふたたび、月の稼働数をカウントしてみました。
こんどは30分レッスンが48コマ、60分レッスンが93コマという数字になりました。
なんと1日の労働時間は4時間まで減少したのです。
レッスンをつづけるうちにフリートークのトピックリストができたので、いまとなっては授業外での準備はほぼ不要です。
文法もなんどか教えるうちに知識がついてきたので、準備時間は格段にへりました。
それなのに月収は20万円なんですよね。
労働時間を半分にへらして収入は2倍…。
ようやく私の時代がきたみたいです。
あとがき
いかがでしたか?
初月こそ大変だったitalkiでしたが、軌道にのればかなりいい感じに稼げます。
とくにフリーランスは、下積み中はどんな職種でも気合いを入れなければなりません。
しかし、はたらく時間や収入を自分でコントロールできるのはメリットと言えます。
「まだまだitalki初心者です!」という先生は、ぜひ数ヶ月後を楽しみにがんばってくださいね。
とはいえ、レッスン内容は工夫しないと生徒が離れてしまいます。
レッスンの質をあげてオンラインでもしっかり稼ぐためのコツや必需品はこちらにまとめました。
あわせて参考にしてもらえるとうれしいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
コメント
はじめまして。
italkiを始めようかと思っていたところ、ちひろさんのブログにたどり着きました。
お役立ちアイテムや情報のシェア、すごく助かります。他の記事を読むのも楽しみです!
Eri様
はじめまして!
嬉しいコメントをありがとうございます!
italkiを始められるかもしれないのですね!
慣れるまでは大変なこともあるかもしれませんが、
ぜひトライしてみていただきたいです!
またご質問などがあればお気軽にコメントください^^