在宅ワーク|実家暮らしのフリーランス生活が最高すぎる理由

仕事

こんにちは、フリーランスのちひろです。

私は現在、実家暮らしで在宅ワークをしています。

学生のうちに親元をはなれて生活しはじめたので、親と住むのは10年以上ぶりです。

フリーランスの在宅ワーカーが実家暮らしをするのは、じつは賛否両論あります。

家庭環境や本人の性格によっては、ひとり暮らしのほうがいいかもしれません。

しかし、私はフリーランスとして実家で仕事をするのは最高だという結論にいたりました。

とくに経済面とメンタル面でたすけられています。

今回の記事では、実家暮らしで在宅ワークをするメリットをご紹介します。

さっそく詳細をみていきましょう!

実家暮らしのフリーランスが経済面で最高な理由

まずは、経済面から実家暮らしのメリットをお伝えします。

固定費はゼロ!?

私ももういい大人なので、さすがにタダで実家に住ませてもらうのは気がひけます。

すくなくとも、月に数万円はお金を入れるべきでしょう。

家賃や通信費、光熱費の一部をはらうイメージですね。

そこで、実家で在宅ワークをはじめるとき、両親にお金をどれくらい渡せばいいか確認しました。

すると私の親は「お金は入れなくていいよ!」と言ってくれました。

!?????

いいんですか!?

なんということでしょうか…。

家賃も通信費も光熱費もタダでいいというのです。

話しあいの結果、食事だけは自分で食料を購入して自炊するという取り決めになりました。

食費以外に自分ではらわなければいけない生活費は、携帯のデータ通信料くらいです。

とはいえ、いまは楽天モバイルを利用しているので1GBまで無料です。

在宅ワークでつねにWi-Fi環境にいるため、データ通信は1GBにも達しません

ということで、現在の私は固定費ゼロで生活しています。

かんぜんに無敵モードですね。

固定費のために働かなくていい

これまでひとり暮らしでフリーランス活動をしていた私は、つねに家賃などの固定費で頭がいっぱいでした。

“家賃が8万円、通信費が1万円だから月々9万円はぜったいに稼がないといけなくて、あとは食費も必要だから…” と、固定費を基準に仕事をしていました。

月の前半は「これじゃあまだ家賃も払えないな」、月の後半は「ようやく家賃と通信費ははらえる」などと考えていたのです。

しかし、実家にもどってきたいまは最悪収入がゼロでも死にはしません。

その結果、固定費のために働かなくてもいい心の余裕を持って仕事ができるようになりました。

国民健康保険料がおさえられる

会社員でなくフリーランスとしてはたらくデメリットに保険料の高さがあげられます。

本来なら会社が半分負担してくれる保険料を、フリーランスは自分で全額払わねばなりません。

ですから、フリーランスは会社員よりも自己負担額がおおいのです。

そんなとき、実家暮らしにすると保険料をおさえられるかもしれません。

たとえば、実家で父親が国民健康保険に加入しているとします。

私がその世帯に入る形で住民票の届け出をするとしましょう。

そうすると、保険料の納付義務があるのは世帯主=父親になります。

保険料の算出方法は自治体によってちがいます。

とはいえ、ほとんどが世帯全体の所得によって保険料を算出する “所得割” ではないでしょうか。

世帯主が高所得者の場合、すでに保険料の上限をおさめている可能性があります。

仮に世帯主である父親が上限いっぱいまで保険料をおさめていたとすると、子供の負担金はゼロになります。

このようにして世帯を家族と一緒にすることで、保険料を節約できるケースもあるのです。

実家暮らしのフリーランスがメンタル面で最高な理由

次に、メンタル面から実家暮らしのメリットをお伝えします。

生活が規則正しくなる

フリーランスなので仕事がはじまる時間は日によってちがいます

8時に仕事がはじまる日もあれば、12時にはじまる日もあります。

ひとり暮らしをしていたときは、その日の仕事時間にあわせて起床していました。

しかし、実家で在宅ワークをするようになってから家族の生活リズムにあわせるようになりました。

私の家族は朝がはやいタイプなので、5時には活動を開始します。

私はさすがに5時起きはしませんが、それでも6時には起きるのがルーティーンになりました。

その結果、いままでダラダラ寝て過ごしていた時間を勉強やブログなどあたらしい活動にあてられています。

第三者の目があるのでメリハリがつく

フリーランスの在宅ワーカーは明確な拘束時間がありません

締めきり日にさえ納品が間に合えば1日の時間の使いかたは自由です。

ですから、ひとり暮らし時代は空き時間にTikTokをボーッとながめていたら、あっという間に1時間たっていたというのもザラでした。

しかし、実家暮らしをはじめてからは、目的もなくただSNSを見て時間を浪費するクセがなくなりました。

なぜなら、家族という “第三者の目” があるからです。

私が仮に日中ダラダラ過ごしていたら親はどう考えるでしょうか?

「こいつ暇そうやな…」

「仕事ないんかな…」

と思われてしまいそうですよね。

そんな悲しい事態をさけるために、日中は集中してパソコンに向かうようにしています。

メリハリをつけて仕事に取りくむ習慣が身についたことで効率があがり、1日にこなせる案件の量が増えました。

親の様子を毎日見られるので安心できる

実家で暮らしていると親と毎日顔を合わせられます。

私にとってはこれも安心できる要素です。

親と離れたところに住んでいると、「病気やケガをしていないかな?なにか問題はないかな?」と心配になってしまいます。

とくに親が年をとってきたり、ほかの兄弟が一緒に住んでいなかったりする場合は不安がおおきいです。

別々で住んでいると、親に万が一のことがあったときにすぐ駆けつけられないデメリットもあります。

一方、親と一緒に生活していると異変にすぐ気づけますし、緊急時にサポートもできます。

両親の本心は分かりませんが、“お父さんとお母さんも娘と一緒に住むと安心できるだろう” とうぬぼれて実家生活を楽しませてもらっています。

あとがき

実家暮らしでフリーランスとして快適にすごすためには、家族の理解と協力が欠かせませんね。

いくら固定費が節約できるといっても、家族の理解がなければどうでしょうか。

「あんた、フリーランスなんて不安定な仕事はやめたら?」

「ひまそうだから、ちょっとこっち手伝ってよ!」

なんて言われた日には、仕事に集中できません。

また、“すくなくともマンションの家賃と食費分は稼がないといけない” という危機感がモチベーションになる人もいるでしょう。

そんな人はひとり暮らしのほうが向いているかもしれません。

ですから、実家暮らしでもうまくやっていけるかどうかは本人と家族の状況によって異なります。

「いい歳して実家暮らしかよ!」という声も聞こえてきそうですが、私はかじれる親のスネはかじらせてもらおうと思います。

とくにフリーランスになりたてで収入がまだ安定していない人にはおすすめです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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