こんにちは、フリーランスのちひろです。
ついに東京オリンピックでの業務がはじまりました。
しばらくのあいだ、ひとりで在宅ワークをしていたのでチームの一員として現場ではたらくのは久しぶりです。
どの仕事にも言えることですが、あたらしい職場に飛びこんでいくのは緊張しますよね。
私もこの仕事がはじまるまえは楽しみよりも不安のほうがおおきかったです。
いざ業務を開始しても思うようにできなかったりして落ちこみます。
私が配属されたチームはラッキーなことに、新人も仕事がしやすい環境をととのえてくれています。
上司や先輩は新しい仕事をはじめるときに大切な心がまえを教えてくれました。
今回はそんなライフハックをシェアしていきます。
最初からかっこよくやろうとしなくていい
オリンピックの業務はいまからちょうど1週間まえにはじまりました。
すこしずつ慣れてはきたものの、まだまだ分からないことだらけです。
1日のおわりにはかならず「あそこは別のやりかたをすべきだったな…」などと反省します。
そんなときに先輩がかけてくれた言葉はこちらです。
「最初からかっこよくやろうとしなくていいんだよ?」
この言葉を聞いたとき、ハッとさせられました。
たしかに私は完璧を求めすぎていたな、と気づいたのです。
ついつい、なんでもスマートに余裕を持って仕上げようとしていたんですよね。
けれども、物事を効率的にかっこよくこなすには経験が欠かせません。
たかだか数日の勤務でそれらのノウハウを得られるとは考えにくいでしょう。
まずはダサくてもいいから、自分ができることを誠実にこなしていくほうがよっぽど周囲の信頼を得られます。
英語はとにかく伝えるんだ!という気合い
なんでもかっこよくこなしたい性格は英語でのコミュニケーションでも裏目に出ました。
勤務がはじまったばかりのころは、ビジネス英語や小難しい英語を使ってクールに話そうとしていたんですよね。
でも、相手はものすごく分かりにくそうに私の話を聞いていました。
メールならじっくりと時間をかけて英文を考えられます。
しかし対面や電話での会話となると、テンポよく話さなければなりません。
そんな焦りもあって、思うように英語を使いこなせませんでした。
上司や先輩とスムーズにコミュニケーションがとれないたびに、話すのがおっくうになりました。
やや会話恐怖症になっていた私に先輩がかけてくれたのはこんな言葉です。
「一流の英語を使おうとしなくていいんだよ?それよりも “とにかく伝えるんだ!” という気合いのほうが大切だよ?」
この言葉にもハッとさせられました。
そこでためしに、かんたんな単語を使ったり、伝えたい内容をあらかじめメモ書きしてから話してみたりしました。
英語シロウト丸出しフォーメーションです。
すると、あきらかにコミュニケーションがスムーズになりました。
自分がかっこよく話すことばかりを考えていてはダメですね。
“相手に分かりやすく伝える” という根本的な部分が欠落していました。
当たりまえですが自分をどう魅せるか以前に、きちんとコミュニケーションを取るのが先決です。
最初はなにを聞いてもいい
新人としてはたらくメリットは、なにを質問してもはずかしくない点です。
なぜなら、知らなくて当たりまえだからです。
これが3年、4年目のスタッフだったらどうでしょう。
「いまさらそんな質問!?」
とか
「いままでそんなことも知らずに仕事してたの!?」
なんて展開になってしまいます。
ですから、疑問点があれば歴が浅いうちにガンガン聞いておきましょう。
いそがしい上司や先輩相手に質問するのは気がひける人もいるかもしれませんね。
私もどちらかというとそのタイプです。
そんな私の気持ちを察してか、上司は「私はあなたのためにここにいるのよ」と言ってくれました。
つまり、新人の教育は上司や先輩の仕事のひとつ、ということなんですよね。
ですので、新人の我々が遠慮する必要はまったくありません。
(と、私が言うのも変ですが)
最終的にはどうにかなる
仕事をしていると、どうしても予期せぬ事態に遭遇します。
どうやって解決すればいいか分からないことだったり、とんでもないミスだったりなにかと事件が起こります。
その渦中にいるときは、“あぁ…おわった” と思ったりもします。
私の場合は個人で判断できることがまだすくないです。
ですので、トラブルが発生したときは上司や先輩に指示をあおぎます。
きっとそのときの私はものすごく不安な顔をしているのでしょうね。
彼らは私にむかってこんな言葉を投げかけてくれました。
「最終的にはどうにかなるから、大丈夫」
たしかにそうなんですよね。
前職でも、なんなら日常生活のなかでもたくさんのトラブルがありました。
当時は「もう無理だ…」と思いましたが、いまはこうして平然とまいにちを過ごしています。
最終的にはどうにかなった結果が現在なんですよね。
ですので私は、「やばい!どうしよう!」という事態になったときはかならずこの言葉を思いだすようにしています。
無理矢理にでも “なんとかなる” と暗示をかけるだけで気持ちが落ちつくのでおすすめです。
あとがき
いかがでしたか?
新しい仕事がはじまるまえって本当に緊張しますよね。
同僚がどんな人たちか分からないし、仕事の進めかたの正解も分からなくて戸惑うでしょう。
そんなときは、今回ご紹介した言葉たちを思いだしてみてください。
なにごともはじめが肝心です。
最初にただしく基礎をかためられれば、あとが楽になります。
自分ができていないことばかり気にするのはやめましょう。
できている点もしっかり自己評価して前向きな気持ちで仕事に取りくむと余計な不安がなくなりますよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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