こんにちは、フリーランスのちひろです。
本日は “国際恋愛” をテーマにお話ししていきます。
私はあるとき恋愛に疲れはてました。
実は、当時つきあっていた彼に浮気されたんですよね〜。
ショックのあまり、「恋愛がこんなにつらいならもう一生ひとりでいいや…」と考えました。
しかし、その数年後にはまた恋愛をすることになりました。
そのときは日本に住んでいたのですが外国人男性と出会う機会が多くあり、そのなかのひとりとつきあいました。
私にとっては初めての国際恋愛でした。
元彼に浮気された後遺症である「私は私でいいんだ!」という自己肯定感を失った状態でその恋愛がはじまりました。
ですが、この外国人彼氏は私の自己肯定感を爆上げしてくれました。
そこで今回の記事では、彼がどのように私の自尊心を高めてくれたかをご紹介します。
この話が「私のことを好きになってくれる人なんて誰もいないんじゃないか…」と悲しんでいる人のささやかな支えになればうれしいです。
それではさっそく、詳細をみていきましょう。
元彼に浮気されたあとの心理状態
まずは元彼に浮気されてから外国人彼氏ができるまでの私の状態をお伝えしておきます。
このときの私はとにかくズタボロでした。
浮気された怒りや悲しみ、虚しさ、悔しさ、劣等感など、さまざまな感情がうずまいていました。
「君には愛される価値がないよ!残念でした!」とスタンプを押されたみたいな気分だったので、自分に対する自信もまっっったくありませんでした。
そんな私は、以下でご紹介するふたつの思いをかかえていました。
純愛なんてないから、もうどうでもいい
浮気彼氏と別れたあとの私は、ものすごくなげやりな気持ちになりました。
“男性と真剣に向きあってこんなに苦しいなら、恋愛にのめり込まなければ気楽に過ごせるのでは?”
これが最初に頭に思い浮かんだ考えです。
“もう一生ひとりでいいや”
“ひとりが寂しくなったら、正式には交際せずに会いたいときだけ気軽に会える男性を探そう”
そんなふうに考えると、気持ちがものすごく楽になりました。
もう一度恋愛したいけど自信がない
なげやりな気持ちをかかえていた私も、一途な恋愛をしたい気持ちがゼロだったわけではありません。
でも、なにしろ浮気されて自己肯定感を失っている状態です。
いろいろと考えた結果、“こんな私を好きになってくれる人なんてこの世にいない” という結論にいたりました。
しばらくは仕事や勉強、趣味、美容に集中しました。
いわゆる自分磨きですね。
このときの自分にはダメな部分しかないと考えていたので、自分磨きに一生懸命だったのです。
いま振り返ると、この時期もとてもつらかったです。
それまでも十分がんばっていたはずなのに浮気されたため、「どれだけ努力したら報われるの…?」という絶望に近い気持ちがありました。
ある外国人男性との出会い
絶望しながらも自分磨きをしていると、仕事でひとりの外国人男性に出会いました。
この彼は、のちに私の価値観を変えてくれる重要人物となります。
私たちは、はじめは仕事にかんするやりとりだけでしたが、少しずつプライベートな会話をするようになりました。
ここから浮気後遺症をかかえた私のズタボロメンタルが少しずつ修復されていきます。
女性はプレゼントを受けとるだけでいい
私たちの距離が縮まっていくあいだ、彼は私に小さなプレゼントをくれるようになりました。
お花やケーキ、小物、メッセージカードなどを本当にこまめにくれました。
自己肯定感ゼロの私は「こんな激ショボな私がプレゼントなんかもらっていいのかな?お返ししなきゃ…!」と焦りました。
もらうだけじゃ絶対にダメだ、相手にも与えないと!
そんなふうに考えた私は、彼にお菓子やメッセージカードを渡しました。
すると彼は言いました。
「素敵なギフトをありがとう。でも、ひとつ伝えておくね。男性は女性をよろこばせることが使命だけど、女性はそうじゃないよ。」
え?そうなんですか???
私は彼の言葉が本当に衝撃でした。
なぜなら、過去の私は男性に尽くすことに必死になっていたからです。
彼のために好きでもない料理をしたり、誕生日には高価なプレゼントをあげたりしていました。
いま思えば自分の時間や気持ちを犠牲にして無理していました。
でも私には、ある疑問がありました。
男性に尽くしても浮気されるんだから、なにもせずに受けとるだけだったらますます愛されないんじゃないの?
思いきって、彼にこの疑問をそのままぶつけてみました。
すると彼は言いました。
「そんなことないよ。男性は女性の幸せそうな様子を見ることがよろこびなんだ。だから、ギフトを受けとってよろこんでくれたらそれでいいんだ。」
思いかえせば自己肯定感ゼロの私はそれまで「私なんかがプレゼントをもらっちゃってすみません…」という心境でした。
このネガティブな気持ちは態度にも出ていたでしょう。
これでは「彼女にプレゼントをあげてよかった!」という彼のよろこびにはつながりません。
自尊心がなかったころの私はなんとかわいげのない女だったのだろう、と反省しました。
そのままの自分でいい
「尽くさずに受けとるだけでいいんだよ。」と言ってくれる男性もいると知った私は、心がかなり軽くなりました。
それでも、“尽くさずに受けとるだけで愛される女性になるためには、そもそものレベルが高くないとダメなんだろうな” という考えがありました。
そんな理由から彼との仲がいい感じになってからも自分磨きは続けていました。
ある日、ジムに行こうとした私に彼が聞きました。
「君は運動が好きじゃないと言っていたのにどうしてジムに通っているの?」
私は「んー、自分に自信を持つためかな?」と答えました。
実は私にはダイエットや健康など明確な目的はありませんでした。
ジムに行けば自分に自信が持てるようになるのではないか?という考えで、ただなんとなく運動をしていました。
そんな私に向かって彼は言いました。
「僕はありのままの君が好きだよ。」
「健康のために運動しているならそれでいい。でも誰かに認められるために努力しているならいますぐやめるべきだよ。」
え?そうなんですか???(既視感)
彼の言葉はまたしても私を救ってくれました。
私は運動が好きなタイプではないので、実はこのジム通いがストレスでした。
でも自分磨きをしないと愛されないという思い込みから、気がすすまないながらも運動していたのです。
この言葉をきっかけに自分磨きのための時間ではなく、本当に自分が好きなことに時間を使うようになりました。
すると、無理をしていた状態から解放されて、自分でも自分のことが少しずつ好きになっていきました。
彼いわく、自分が好きなことを続けていれば自然に感性や心が磨かれていくそうです。
あとがき
私はこの外国人男性との出会いが転機となり、尽くす恋愛をやめました。
最初は「尽くさなかったらすぐに振られるんじゃないか…?」という不安がありました。
自己肯定感が低すぎたため、尽くせるのが唯一のとりえみたいなものだったからです。
いま思えば相手に尽くしていたころは、相手の顔色をうかがいながら関係をつなぎとめるのに一生懸命な毎日でした。
でも、なにかをしてもらったら素直に受けとってよろこんだり、無理せず等身大の自分でいたりするだけで彼との関係がどんどんよくなっていくのが分かりました。
なにより、私自身が恋愛を楽しめるようになりました。
尽くす恋愛をやめるのは勇気がいりますが、そのままの自分を受けいれてもらえる恋愛は心が明るくなります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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