こんにちは!坂元 千裕です。
私はライブエンタメ業界で約12年働き、
海外アーティストマネージャーや
プロモーターとして現場に立ちました。
どちらの仕事もとても好きで、
やりがいも大きかったです。
しかし、ある日、気づいてしまいます。
人間らしい生活から離れすぎていたことに。
まさに限界社会人。
今回はどの角度から見ても、
お嫁にいけなさそうな私生活と
そこから得た気づきをお話しします。
仕事に全振りの毎日
体力も気力も、すべて仕事に全振り。
その結果、私生活はというと、
丁寧な暮らしの人が聞いたら、
衝撃で膝から崩れ落ちる状態でした。
恥をしのんで、いくつかご紹介します。
台所はいつでもピカピカきれい
「人間らしい生活をしていない」と聞くと、
汚部屋を想像されるかもしれません。
そうですね。
服は脱ぎ散らかし、
掃除機も週に1度かけるかどうか。
そんな生活を送っていました。
ただし、ひとつだけ例外があります。
キッチンだけは、常にピカピカきれいでした。
理由はシンプル。
一切、料理をしなかったからです。
深夜帰宅が基本なので、
食事はコンビニもしくはUberEats。
洗い物が出ては困るので、割り箸や
使い捨てフォークの常備を怠りません。
飲み物は当たり前にペットボトル。
コップすら使いません。
とはいえ、たまの休日に
生鮮食品を買うこともありました。
そこでも、食材を選ぶ基準はただひとつ。
「包丁やお箸を使わずに食べられるか」
りんご、バナナなんかは優秀ですね。
もちろん、りんごは丸かじりです。(もうゴリラ)
その結果、コンロを使った自炊はおろか、
洗い物も出さない習慣が確立されたので、
キッチンだけは常に美しい状態でした。
あまりにも恐ろしい食生活
みなさんはまだ知りません。
当時の私の恐ろしい食生活の全貌を。
朝:菓子パン2〜3個
昼:揚げ物メインの現場弁当
間食:ケータリング菓子で空腹しのぎ
夜:コンビニもしくはUberEats
寝る前:ポテチ1袋+ポッキー1箱
丁寧な暮らしの人、
呼吸止まってないですか?
書きながら自分でも引いています。
忙しい現場では食事のタイミングが読めず、
空腹をお菓子でしのぎ、夜は反動で爆食い、
というループに入っていました。
特に好きだったお菓子は、
堅あげポテトやじゃがりこなど、
ガリガリした噛みごたえのもの。
おそらく無意識にストレスを
噛み砕いていたものと思われます。
歯の食いしばりもひどく、
ガード用のマウスピースも
噛みちぎっていました。
ワイルドすぎて我ながら怖いです。
カバンを背負ったまま寝落ち
仕事で力を使い果たしてそのまま寝落ち、
ということもしばしば。
帰宅後に玄関で靴を脱ぎ、
カバンを背負ったまま廊下で就寝したことも。
お風呂に入ってベッドで寝られた日は、
むしろレアケースでした。
それでも不思議なことに、
アラームなしでも朝はきちんと起床。
そこからあわててコンタクトを外し、
シャワーを浴び、歯を磨いて、
また次の現場へ向かいます。
こんなにグダグダな朝でも、
奇跡的に12年間、無遅刻でした。
神様に「ありがとうございます」と
何度お礼を言ったことか分かりません。
限界社会人、いちばんの落とし穴
ここまででも十分すぎるくらいアウトですが、
まだまだあります。
・10分の距離でも歩くのがしんどいので、
すぐにタクシーを使ってしまう
・家のポストを開けるのが面倒で、
中がパンパンになるまで溜めてしまう
・光熱費の支払いを後回しにして、
電気を止められてしまう
あまりにも限界社会人でした。
仕事ではどんなに大変なこともやれるのに、
私生活だけはダメダメなのです。
ライブエンタメ業界から離れた今でこそ、
「あの時は極限状態だったな」と思います。
でも、驚くことに、当時は
それを異常だと感じていませんでした。
仕事が好きすぎるあまり、
・好きだから無理をしてしまう
・好きだから気づくのが遅れる
という落とし穴すらあると気づきました。
この経験から変わった価値観
私生活がズタボロだったからといって、
当時を後悔しているかと言われると、
答えはNOです。
むしろ、20代〜30代半ばのうちに、
仕事に没頭できてよかったです。
ただし、同時にこうも思います。
「あの働き方は、ずっとは続けられない」
若いからこそできたことでもありました。
新入社員の頃は、
「休みなんていらないし、
お金も最低限の生活費さえ稼げたら、
それで満足」と本気で思っていました。
そんな私も今では、
・きちんと休めるか
・自分の時間を確保できるか
・無理を前提にしていないか
といった視点を持つようになりました。
あの頃の働き方とは対極にある価値観です。
私がライブエンタメ業界の現場に立つことは、
もうないかもしれません。
それでも「この経験が、誰かの
キャリア選択の参考になれば嬉しいな」
という思いでこのブログを書いています。
エンタメ業界から離れたあとの本音と
生活の変化はこちらにまとめました。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました!


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