こんにちは、フリーランスのちひろです。
今回も連日のレポートに引き続き、免許合宿の様子をおとどけします。
本日のテーマは『高速教習』です。
高速教習とは、免許をとるためにはさけて通れない高速道路での走行練習です。
この教習は私が合宿に参加するにあたってもっとも恐れていた科目でもあります。
最悪の場合、生きて帰れないかもしれないと不安になりました。
しかし、さいわいにも無事、生還でございます。
数日前の私のように
・高速教習がこわすぎる!たすけて!
・なにかしらの事情で高速教習が中止にならないかな…。
・どうしたら高速教習をのりきれるの!?
などと心配しているかたにむけて、高速教習の様子と生きて帰ってくるコツをご紹介します。
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高速教習はなぜこわいのか?
私が通っていた教習所では、合宿の12日目に高速実習がありました。
仮免許も取得して、それなりに運転に慣れてきたタイミングです。
人によっては教官と楽しくおしゃべりしながら走行できる余裕さえ出てくる頃でしょう。
それなのに高速教習は私たち教習生をほんとうにゆううつな気分にさせます。
どうしてこんなにも恐ろしい存在なのでしょうか?
ほとんどの人が走行スピードに対して不安をいだいているんですよね。
なぜなら、高速道路ではふだんの路上教習では考えられないくらいぶっ飛ばして走らないといけないからです。
最低でも時速50kmは出さないといけないというルールさえ存在しています。
私はこれまでの教習では最高で時速60kmまでしか出したことがありませんでした。
しかし、高速教習では「それじゃあ、がんばって100km出してみようか☆」と教官から指示されました。
時速100kmなんて、ちょっと操作ミスをしたらふつうにクラッシュして死にます。
冗談じゃねぇ!こっちはたかだか11日前にハンドルをにぎったばかりの初心者なんだ!という気持ちでいっぱいでした。
でも、こわがって速度をおとすとうしろの車に追突される可能性もあるのでノロノロ走るわけにもいきません。
「あわてない、あわてない」「ひとやすみ、ひとやすみ」の一休さんスタイルでは確実にあの世行き。
それが高速教習ってやつです。
高速教習の当日の流れ
高速教習は50分×3コマ連続でおこなわれました。
ほかの教習生2人といっしょに1台の車にのりこんで教習スタートです。
助手席には教官がどーーーんと鎮座しています。
教習所から高速道路までの道のりは、教習生3人で交代しながら運転しました。
そして3人目の教習生がそのまま高速道路に突入していく流れでした。
その後はサービスエリアに寄りながら、ふたたび交代して残りのふたりも高速を走りました。
とくに、いちばん最初に高速を運転する人はプレッシャー大ですよね。
ていうかそもそも、ほかの教習生2人の命もあずかって走行するって責任おもすぎじゃない?(小声)
冗談じゃねぇ!こっちはたかだか11日前にハンドルをにぎったばかりの初心者なんだ!(定期)
ちなみに、運転する順番は教官が決めてくれました。
私たちのグループは男の子ひとりと、女子ふたりだったのですが問答無用で男の子が高速道路への突入要員としてえらばれました。
なんだかよくわからないけど、女でよかったです。
来世も女がいいです。
高速教習のコツとポイント
ここからは高速教習から無事に生還するためのコツとポイントをお伝えします。
こわいときはこわいと言う
これは高速教習にかぎった話ではありませんが、私はこわいときは「こわい」と教官に伝えるようにしていました。
余裕のなさをアピールしておけば、いきなり無理難題をつきつけられることはないでしょう。
高速に入るときも「まずは時速60km出せる?次は80kmいける?」と段階的に指示してもらえました。
また、「いざというときは助けるから大丈夫!」という力強い言葉ももらえて、気持ちがすこし落ちついたのも覚えています。
もしかしたらここから始まる恋ものがたりもあるかもしれないと思って、教官の左薬指を確認してみたところ指輪がひかっていました。
既婚者ですね。(なんの話)
ハンドルをおおきく切りすぎない
物理的に気をつけるべきなのは “ハンドルを回しすぎない” というポイントです。
速度が出ているぶん、すこしハンドルを切っただけでも思った以上に車体が動くんですよね。
この点については教官からも説明があるはずです。
疑問点や不安があれば遠慮なく質問しましょう。
まずは、いつもの一般道路を走っているときのハンドルさばきとはちがう感覚が必要だと覚悟しておきましょう。
カーブでは白線に注目しながら慎重に
ふだんとはハンドルさばきが異なるということで、教官にカーブを曲がるときのコツを聞いてみました。
私の教官は「左カーブのときは車道左側の白線を、右カーブのときは右側の白線を見ながらハンドル操作するのがいい」と教えてくれました。
人間は自分が見ている方向に自然とむかっていく習性があるそうで、それを利用した方法でした。
私にとってはこのやりかたがピッタリでうまくいきました。
くりかえすようですが、心配ごとや不安があるなら教官にガンガン聞きましょう。
「たとえ陰で “クソ質問おおすぎ女” と言われてもいいわ!」 という心境で。
そんな陰口(どんな陰口)、事故を起こすのとくらべたらノーダメージです。
あとがき
いかがでしたか?
さんざんビビらせてしまいましたが、一度スピードを出してしまえばすぐに慣れました。
まわりの車もおなじようなスピードで走っていて、道もほぼ直線なので錯覚をおこすそうです。
さらに、高速道路は信号もなければ歩行者もいないので操作自体はむずかしくありません。
私はハンドルを切りすぎないようにひたすら意識していました。
そして生きて帰ってこられました。
ドライブって命がけだったんですね。
車の運転ってこんなに大変だったの?これから車に乗せてもらったら菓子折り持っていくレベル
— ちひろ@海外が好きなフリーランス (@chihiro_column) September 1, 2021
とはいえ、この高速教習をのりきったら卒業検定まであとすこしです!
検定前のラストミッションとも言えますね。
引き続き、安全運転でがんばっていきましょう。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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