ライブエンタメ業界から離れるとどうなる?退職後の本音と生活の変化

仕事

こんにちは!坂元 千裕です。

私はライブエンタメ業界でプロモーター
アーティストマネージャーとして12年働き、
昨年、その世界から離れました

(それぞれの仕事内容や退職した理由は
これまでのブログをご参照ください!)

退職した後、実際にどうだったのか。
今回はその本音をお伝えします。

辞めた後の気持ち

好きな仕事を手放した理由は、
前回記事に詳しくまとめましたが、
辞めた後の気持ちでいちばん大きいのは
“後悔” かもしれません。

私の成長を優しく見守ってくれた
アーティストやスタッフさん、上司、
同僚に
きちんと恩を返せないまま
退職してしまったから
です。

一方で、不規則な生活や長年の
プレッシャーから解放されたことで、
ホッとした気持ちはありました。

生活への良い変化

休みの日にきちんと休める

ライブエンタメ業界で働いた12年間は、
休みの日も電話や急ぎのメールを
ガンガン受けていました。

もはや休日を利用した、リモートワーク状態

家では対処しきれずに、
アーティストの元へ駆けつけたり、
最終的には出社したりすることも
ありました。

退職後はそれらの緊急対応とはオサラバ。

休みの日に、何もかもを
手放しで休める心地よさに感動しました。

人間らしく清潔に暮らせる

私の性格の問題も大きいかもしれませんが、
仕事で100%の力を使い果たすので、
帰宅時に残された体力はゼロ

新卒で働き始めた頃、外から帰ってきて
リュックを背負ったまま玄関で寝落ち
したこともありました。

汚くてすみませんが、深夜に帰宅して
・コンタクトレンズをつけたまま
・化粧もしたまま
・歯も磨かず
気絶して、明け方に目覚めるのは日常茶飯事

コンタクトを外すという
簡単な動作すらできない極限状態って、
ほんとうに何だったんでしょう…。

ちなみに、
こんなにドロドロ&ボロボロなのに、
12年の間、遅刻はゼロです。

なぜかギリギリ用意が間に合う時間に
自然と目が覚める人体の不思議。

退職した後は、
心も身体も余裕がありすぎるので、
優雅な入浴タイムを楽しんでいます。

歯に至ってはこれまでの罪滅ぼしのごとく、
歯磨きだけでは飽き足らず、マウスウォッシュ、
フロス、キシリトール100%ガムなど、
まるで別人の口内ケアをしています。

これまで雑に扱って申し訳なかった、
一生自前の歯でごはんを食べたいんや…!

失っていた大切なことに気づく

12年のエンタメ業界激務から離れて、
最初のお盆休みを迎えた時のこと。

私は非常にウキウキしていました。

「十数年ぶりのお盆休み!
1週間も仕事がないなんて何しよう♪」と。

なにせ今までお盆は大型現場や
夏フェス準備などで大忙し。

まったくご縁のなかったお盆休みを
ついに大満喫できる時が来たのです。

しかし、ここで私は気づいてしまいます。

気軽に遊びに誘える友達がいないことに。

大学を卒業するまでは、確実に
頻繁に遊んでいる友達がいました。

しかし、ライブエンタメ業界に入ってからは、
仕事の都合でお誘いを断ることも多く、
「行けたら行くわ」の人に
なりました。

結局、高確率で行けないので、
そのうち誘われもしない人に

予定を組んでドタキャンも申し訳ないので、
自分から声をかけることもしませんでした。

その後、LINEに不具合が生じて、
連絡先がぜんぶ消える悲劇も起き、
物理的にも連絡できなくなりました

ちょっと自分で書いていて、
あまりにもかわいそうになってきました…。

でも!
この経験があるからこそ、
時間に余裕ができた現在では、
まわりの人とつながる機会を
大切できるよう努めています

一方で感じた不安

生活面ではよく眠り、
自炊もできるようになり、
健康的な私でいられる環境になりました。

退職からちょうど1年が経った頃、
前職のご縁で知り合った作家さんと
私は食事へ行くことになります。

そこで作家さんから言われたひとこと。

「ぜったい刺激たりてないでしょ?」

グサァアアァアアア!!

そうなのです。
退職後の生活には刺激や感動が
まったくと言っていいほどないのです。

在職中の状態が大波だとすると、
退職した後はさざ波どころか、
無、静寂なのです。

刺激も強すぎると体力とメンタルを消耗します。
穏やかな今を喜ぶべきでもありますが、
感動がない日々は考えものです。

ふと、「このままの人生でいいのかな?」
と不安がよぎった瞬間でした。

いま振り返って思うこと

・仕事を手放してほんとうによかったのかな?
・もっと限界までがんばるべきだったかも?
などと、正直、自分が出した決断が正解か、
今はまだ分かりません。

自分のプライベートを犠牲にしてでも、
必死で食らいついていきたいと思える
魅力ある業界であったことは確かです。

30代、40代でも健康を害さず、
「この人のために働きたい!」と思える人に
巡り会えたらまた戻りたい業界でもあります。

そういった意味では未練は残りますが、
これからはエンタメ業界で詰んだ経験を
別のフィールドで生かしたい気持ち
少しずつ芽生えてきました。

まだ答えは出ていませんが、
こうして言葉にしながら自分のこれからを
探しつつ、誰かの参考にもなれば嬉しいです。

よくよく考えてみると、
英語を使ってエンタメ業界で働くことを志して
1社目の退職を決めた時は今回とは
また違う葛藤がありました。

そのお話はまた次の記事で。

最後まで読んでいただき、
ありがとうございました!

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